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小林よしのり
2019.5.3 13:13日々の出来事

井上達夫、長谷部恭男、萱野捻人らの見解について

朝日新聞に井上達夫氏のインタビュー記事が載っていた。
天皇制を「奴隷制」と言ってるが、異論はない。
論理が通っているから脳にすっと入っていく。
わしの考え方とは違うのだけれど。

東京新聞で長谷部恭男氏が皇室は国費で生活をしており、
特権があると言っているが、違和感がある。
基本的人権がないのに、国費で生活することが「特権」
なんてあり得ない。
囚人が牢屋で生活することが「特権」ではないだろう。

萱野稔人氏が「天皇は人形ではない。意思がなければ
象徴の務めも成り立たず、辞めるという意思も邪魔
できない」という見解は正しい。
ただし、眞子さまの結婚で一時金を拠出すること

理由に、国民に祝福される結婚でなければならない
というのは、馬鹿馬鹿しい。
一時金は今まで基本的人権を奪ってきた「賠償金」に
過ぎない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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